食器と料理

料理は好きでもなく、嫌いでもなくというレベルですが、食材を余すことなく使い切ったり、無駄のない手順を考えたり、見た目が楽しくなるように、盛り付けることが好きです。

以前、食器棚の収納について書きました。うちにある食器は、ほとんどが実家から持ってきたものや、いただいたものです。

 

この器は、実家に古くからあった庫山窯(こざんがま)の美濃焼です。料理はほくほくの焼き山芋。


 

横長のお皿には、焼き魚、焼き鳥、万願寺とうがらしなどの長い野菜や、漬物など、様々な料理に合います。

 


友人にいただいたバカラのグラス。お酒は勿論、料理にも使っています。これは大好きな湯葉豆腐。アイスクリームや果物を入れても素敵です。



これもお酒用のグラスですが、もずくの酢の物など、ちょこっと盛り付けたいときに活躍します。


 

白無地のお皿をよく使いますが、黒いお皿もオシャレに見えて重宝します。蒸し豚にトマトとバジルをのせて、塩とオリーブオイルをまわしかけました。


 

ご飯は、祖母が使っていた抹茶茶碗に。明太子をのっけて。


 

お膳があると、出すときも引くときも便利です。

 

シンプルな料理もお気に入りの器に盛るだけで、とても美味しく、ありがたく味わえます。食器はシンプルで、和食にも洋食にも合い、特定の用途ではなく、応用の利くものに絞っています。

大皿に盛ると、ついつい食べ過ぎてしまうので、普段は、一人分を小さめのお皿に小分けにして盛るようにしています。豆皿などは愛らしいものが多く、かさばらないので便利です。

 

モノの片づけをしていると、自分の身体の中も整えていきたくなります。ストイックにではなく、心地よく楽しみながら、毎日の『食』を、食器と共に大切にしていきたいです。

 

2020年08月22日