クローゼットの収納

6月1日は衣替えの日。

子どもの頃『衣替え』は一つの行事のようなもので、母と一緒に、洋服ダンスや押し入れの掃除と、服の入れ替え作業を行っていました。

季節外の服をきれいにたたんで、防虫剤を入れて衣装ケースに仕舞い、新しい季節の服を洋服ダンスに入れていくのが嬉しく、わくわくしたものです。

 

季節の変わり目が曖昧になってきた昨今、通年着られる服も増え、衣替えの必要がなくなりつつあります。

それでもスイッチを切り替えるために、年に2回、プチ衣替えをしています。

 

以前にもクローゼットの収納の記事を書きましたが、今年の1月にクローゼットをリフォームしたので、収納の仕方を変えました。

 

棚板2枚とハンガーパイプのシンプルな造り。

4枚の折れ戸で、開けると全てが見渡せるように、吊るす収納にしています。

 

右側からトップスとパンツ・ロング丈スカート・ワンピース・アウターの順で並んでいます。

それぞれ右側に薄い色、左側に濃い色を。

 

常に3シーズンの服がかかっている状態で、プチ衣替えでは、真夏と真冬のものを入れ替えるだけにしています。

この時、服の汚れや傷みなどをチェックし、手放すものがあれば抜き出します。

 

服の整理のポイントは、まずクローゼットから服を全て取り出すこと。

 

そして何を収めたいかを吟味。

 

4つに分類します。

『よく着ている』『時々着ている』『ほとんど着ていない』『全く着ていない』

 

『全く着ていない』ものは、おそらくこれから先も着ることはないので手放します。

『ほとんど着ていない』ものは、何らかの理由があるはず。

着てみてしっくりいかなければ手放すか、または段ボールなどに入れて一旦保留。

『よく着ている』『時々着ている』ものも、保留や手放すほうへと移動するものはないかチェックします。

 

最終的に残したものを、カテゴリーや色別にクローゼットに収めていきます。

 

以前は服を大量に持っていて、クローゼットに収まりきらず、収納ケースを沢山使って、押し入れなどに詰め込んでいました。

 

沢山あるのに、着たい服がわからない。

着ていない服を見ては罪悪感を感じるが、手放すのは勿体ない。

限りある貴重なスペースが、着ていない服で埋め尽くされていく。

だけど新しいものも欲しい。

 

このような悪循環に陥っていました。

 

服が大好きで、特に思い入れがあると、なかなか手放せません。

しかしながら刻々と時代は移り変わり、自分に似合う服や好みは変化していきます。

スペースには限りがあるので、時間をかけて整理し、今はこのクローゼットにゆったりと入る分だけと決めて、量より質でファッションを楽しんでいます。

 

 

これはブランコハンガーというもの。

 

 

衣装ケースにたたんで入れるのをやめて、トップスの下に、ボトムスを吊り下げています。

 

上下の組み合わせがしやすくなりました。

 

 

一番上の棚には季節外のものと、たまに着る衣装など。

二段目には右から、大き目のバッグ・下着類・スポーツウエア・小さなバッグ類・帽子。

 

 

 

持ち出し用の防災グッズを備えています。

 

 

 

ストールはニトリのパンツ用ハンガーに。

 

 

 

アクセサリーも掛ける収納。

 

 

 

参考までに、服が何着あるのか数えてみました。

 

【春・秋】(初夏・初冬を含む)

トレンチコート・・・1
ウィンドブレーカー・・・1
パーカー・・・2
ダウンベスト・・・1
薄手リネン羽織り・・・1
カーディガン・・・1
トップス・・・9
パンツ・・・13
スカート・・・2
ワンピース・・・2

【夏】

ノースリーブワンピース・・・2
ノースリーブトップス・・・7
スカート・・・1

【冬】

ウールのコート 1
ダウンコート 1
ニット 3
ファーベスト 1

 

【合計】49着

 

この他に・・・

マフラー・ストール・・・6
喪服・・・1
使用頻度の少ないステージ衣装・・・9
ガーデニング・スポーツウエア・・・6

靴・・・14
バッグ・・・10

 

おそらくこれ以上増やすことはありません。

新旧入れ替えながら、もう少し減らしていくと思います。

必要なものや、好みがはっきりしてきたので、数より好きなものを少しだけ・・・が今の気分。

 

家で仕事をすることも多いので、家の中でもオシャレを楽しんでいきたいです。

 

2021年06月01日