土鍋料理

我が家は冬に限らず、年中土鍋を使います。

マクロビオティックでも推奨されている土鍋料理。

鍋料理は勿論、炊飯、煮物、汁物、蒸し物、炒め物、焼き物など・・・土鍋は万能です。

 

どんな料理もまろやかになるような気がします。

そして、遠赤外線効果で体を芯から温めてくれるのだとか。

 

長く愛用しているマスタークックの白い土鍋はいつも大活躍。

昨夜は湯豆腐にしました。

 

母の思い出料理といえば色々ありますが、中でも一番覚えているのが、素朴な湯豆腐。

母が作る湯豆腐は、鍋の真ん中に器に入ったタレがあって、それに豆腐をつけて食べていました。

そのタレの美味しかったこと。

 

 

 

ふとあの味が恋しくなり、思い出しながら作ってみました。

 

タレの作り方を聞いたことがなかったので、今思えば、ちゃんと聞いておけばよかったと思います。

でも母のことだから、おそらく目分量で適当に合わせていたのでしょう。

 

舌が覚えているので、懐かしのあの味に近いものはできましたが、

まだ修業が足りない・・・。

 

土鍋に、水と昆布を入れ、しばらくおきます。

その間に野菜を切ったり、具の準備。

器に水、鰹節、醤油、酒、みりん、卵の黄身、刻み葱を入れ、軽く混ぜておきます。

そのタレの入った器を、土鍋の真ん中に置き、具材を周りに入れるだけ。

蓋をして、ぐつぐつ煮立ったら出来上がり。

 

シンプルな湯豆腐は、思い出の味です。

 

2020年11月01日