クローゼットの収納

かつて、普段着からステージ衣装まで大量にあった服。いくつもの衣装ケースを買い足しては、クローゼットや押し入れ、あちこちに分散して収納していました。

沢山あるにも関わらず、組み合わせがうまくいかず、『着るものがない』状態に陥って、また新しい服を増やしてしまう繰り返しでした。場所を占領するばかりで、出し入れや探すのが面倒になり、結局同じものしか手に取らないのです。

この悪循環をなんとかしたいと思い、長い時間をかけ、少しずつ少しずつ見直していきました。今思うと、私の片付けは服の整理から始まりました。今では、シーズンの服を収めるのに、幅80cmにも満たない小さなクローゼットで充分です。

 


収納ケースは下着用に1段だけ残し、後は全て吊り下げているので、服の組み合わせは即決できます。


最近は季節と季節の境が曖昧で、通年着られる服もあります。

今ここに掛けているのは春夏秋物。冬が近づくと、夏物と冬物を入れ替えるだけにしています。

右側には丈の長いもの。上段にはトップス、下段には、ブランコハンガーというものをネットで購入し、ボトムスをかけています。

 

 

ハンガーは無印良品(上)と、Mawaハンガー(下)のボトムス用で統一しています。

 

 

昔からバッグも大好きで、形や素材が異なるものを沢山持っていました。今もそれなりにありますが、コンパクトでかさばらないものばかり。

服が少ないので、バッグやストールなどの小物で表情を変えて楽しんでいます。

 

 

上段には、無印良品の帆布ボックスに、リュックやショッピングバッグ、小物入れを収納。

 

 

 

もう一方のボックスには帽子を収納しています。

 

 

スカーフやストールは、ニトリのすべりにくいスカートズボン5段ハンガーにかけています。

 

服の整理に限らずですが、片付けのポイントは、中の物を全て出してみることです。

そして一つずつ手に取り、使っているか使っていないかを問いただします。

オシャレを楽しむことは素敵なことで、収納場所に余裕があり、大事に扱えているなら無理に手放すことはないと思います。

私の場合は、多く持てば持つほど、着る服に迷い、一つ一つを大切に使うことができなくなったので、お気に入りを厳選して大切に使うことにしました。

 

好みや似合うもの、また生活スタイルによっても、必要なものは変化します。その時々の自分に合ったものを、楽しみながら見極めていきたいです。

 

2020年08月12日